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中期経営計画「SZ-20 PhaseⅢ」のもと、オールゼオンの強みを組み合わせる「深化」と壁を越えて外部と連携する「探索」によって世界中に「ソリューション」を提供し社会に貢献してまいります。

株主の皆様には、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご支援を賜り厚くお礼申し上げます。

代表取締役会長 古河 直純 代表取締役会長 古河 直純
代表取締役社長 田中 公章 代表取締役社長 田中 公章

2017年9月中間期の連結経営成績について

 2017年9月中間期の当社グループを取り巻く経営環境は、国内経済は緩やかな回復基調をたどったものの、米国政権の政策動向や東アジアにおける地政学的リスクの増大など世界経済をめぐる懸念は払拭できず、全体として先行き不透明な状況で推移しました。
 こうした経営環境のもと、当社グループはエラストマー素材事業の採算性向上と生産・販売のグローバル展開に注力するとともに、高機能材料事業では付加価値の高い新製品の開発と事業拡大に力を注ぎました。また「ZΣ運動」によるコスト削減の取り組みを継続しました。

 この結果、当中間期の連結業績は、売上高で前年同期比18.9%増の1,667億円と過去最高額を達成したほか、経常利益および親会社に帰属する四半期純利益も過去最高益を達成するなど、良好な結果を残すことができました。事業別では、エラストマー事業において世界的な自動車生産の拡大を背景に海外向け汎用ゴムの販売数量が大きく伸長、高機能材料ではテレビ向け光学フィルムの販売が好調であったことに加え、モバイル向け光学フィルムの販売も好調に推移し、増収増益に寄与しました。

 当中間期はまた、有利子負債が2017年3月期末との比較で34億円減少し、財務体質が改善いたしました。

中期経営計画「SZ-20 PhaseⅢ」の進捗状況と取り組み内容

 2017年4月、当社グループは新中期経営計画「SZ-20 PhaseⅢ」をスタートさせました。新たな中期経営計画では、オールゼオンの強みを組み合わせる「深化」と、壁を越えて外部と連携する「探索」によって、世界中にソリューションを提供し、社会に貢献すること、ならびに重点開発領域での新事業創出、新製品開発を加速することを全社戦略に据えています。また戦略遂行の基盤として、多様な考え方を活かし、前向きに行動することを尊重する組織風土の育成を目指しています。

 「SZ-20 PhaseⅢ」がスタートした当中間期、エラストマー素材事業では、アジア3拠点目となる技術サポートセンターとしてシンガポールのATSL(アジア技術サポートラボラトリー)の運用を開始しました。ATSLは今後、自動車市場の拡大が見込まれるASEANやインド域に特殊ゴムの配合・加工における先進的なソリューションを提案していきます。自動車の内装材料として成長が期待できるPSC(パウダースラッシュコンパウンド)は、メキシコの新工場が稼働を開始し、日本・中国・メキシコの世界3拠点で形成されるグローバルな生産体制が始動しました。

一方、高機能材料事業では、2017年10月、IT産業の集積地である米国シリコンバレーに、高機能樹脂や光学フィルムを手がけるZSM(ゼオン・スペシャリティ・マテリアルズ社)を開設しました。新事業創出・新製品開発に関しては、光センサー型FFRデバイスの市場浸透を図るとともに、カーボンナノチューブ/ゴム複合材料の用途開発に取り組んでいます。

2018年3月期通期、および次期以降の見通し

 2011年にスタートした「SZ-20」では、2020年のありたい姿として「化学の力で未来を今日にするZEON」を掲げてまいりました。その実現の最終フェーズである「PhaseⅢ」では、基幹事業の優位性をさらに高めるとともに、新たな技術・製品の創造にも注力し、長年培ってきた数多くの技術に基づく戦略で成長を積み重ねる「不連続な成長」を通じて、その定量目標:連結売上高5,000億円の実現を目指してまいります。

 同時にトップダウンの「生産革新」とボトムアップの「ZΣ運動」を重層的に推進することで、品質および価格における競争力をより一層高めていく方針です。

 2018年3月期通期の連結業績は、売上高3,250億円(前期比13%増)、営業利益350億円(前期比14%増)、経常利益380億円(前期比19%増)、親会社に帰属する当期純利益250億円(前期比8%増)を見込んでいます。

(2017年12月)

代表取締役会長 古河 直純

代表取締役社長 田中 公章

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